研修プログラムご案内 | 鹿児島県県立病院局

研修プログラムのご案内
事業管理者からのメッセージ
プログラムの名称及び募集内容等
目的と特長
臨床研修協力病院・施設
研修医の処遇
令和７年度初期臨床研修医２次募集

研修プログラムのご案内

　多くのへき地や離島を有する鹿児島県において、５つの県立病院は、地域の中核的医療機関として、地域医療を守る一翼を担っています。
当研修プログラムでは、これら県立５病院のほか、鹿児島大学病院、鹿児島市立病院、鹿児島医療センター及び南風病院など研修協力15病院等の特色・得意分野を活かし、へき地医療から高度・救急医療まで、地域医療の総合的な研修が可能です。
　また、選択診療科により、将来の目標に応じた専門的知識や技術を習得できるとともに、ICLSの資格取得や手技を中心とした研修医合同セミナーへの参加など、研修機会も充実していることから、プライマリ・ケアに関する実践的な臨床能力を身に付けたい方にお勧めです。
　さらに、大島病院には、平成26年6月から地域救命救急センターと同時に運用を開始した臨床研修センターがあり、本格的な臨床トレーニングのための医療シミュレーター等も整備しております。

　地域医療に関心のある皆さん、一緒に汗を流しませんか。
　私達は総力を挙げてサポートします。

事業管理者からのメッセージ

鹿児島県　県立病院事業管理者　原口　優清

医師は生涯にわたって研鑽が必要な職業ですが、『鉄は熱いうちに鍛えよ』という諺があるように、この臨床研修期間は極めて重要な時期であると言えます。
皆さんが、この2年間、県立病院群プログラムで研修される中で、知識や技術の習得はもとより、医師としての人間性や社会性を高められることを期待します。
また、鹿児島を愛し、将来の鹿児島の地域医療を担う『熱いハートの医師』になって欲しいと心から願っています。

鹿児島県県立病院事業管理者　原口　優清

プログラムの名称及び募集内容等

二次募集受付中！！（募集枠：残り１名）
令和８年度から研修プログラムがリニューアルします！！

鹿児島県立病院群　初期臨床研修プログラム（定員：８名→１名）

原則として、公募・採用決定については県の職員任用に関する規定によります。
※募集定員は変更になる場合があります。

目的と特長

目的

初期臨床を基本とし、数多くの疾患に対処できる専門に偏しない第一線の臨床医を目指す機会であり、そのために必要な基礎知識、技術を学ぶとともに、全人的医療の観点から、臨床医としての人間性、社会的責任、態度、思考を身につけることを目的とします。

特徴

総合診療方式を基本とし、１年目は内科において広く基本的な疾患の診断及び治療を修得するとともに、救急部門研修としての麻酔科での研修を通じ、心停止など救急蘇生が必要な患者への処置等を全研修医が修得することとしています。
地域医療に従事できる医師を育成する本プログラムでは、外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科、地域医療などの複数臨床研修を行います。
なお、選択診療科を設定する中で、研修医一人ひとりに応じた研修プログラムを作り、先輩医師はもちろん病院職員が一丸となって提供します。

臨床研修協力病院・施設

県立大島病院を基幹型病院、以下の病院・施設を協力病院・施設として研修を実施します。

【全21施設】

県立病院	鹿屋医療センター，県立薩南病院，県立北薩病院，県立姶良病院
国立大学法人	鹿児島大学病院
独立行政法人	鹿児島医療センター横浜医療センター（神奈川県）
公立病院	鹿児島市立病院（救急分野を除く），淡路医療センター（兵庫県），南さつま市坊津病院，枕崎市立病院
公的病院	水戸協同病院（茨城県）
民間病院	大島郡医師会病院，南風病院，名瀬徳洲会病院
診療所	みんなの診療所，瀬戸内町へき地診療所
保健所	名瀬保健所，鹿屋保健所，加世田保健所，姶良保健所

● 鹿児島県立病院群初期臨床研修プログラム（定員８名→１名）
［大島病院 → 本土「県立病院＋協力病院」］

1 年	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	1月	2月	3月
	内科系診療科（複数選択可） 24週+X						救急（麻酔４・救急８） 12週+X			外科系 4週+X	小児 4週+X	精神 4週+X
	県立大島病院									選択		選択
2 年	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	1月	2月	3月
	地域 4週+X	選択診療科（１） 12週+X			産婦 4週+X	選択診療科（２） 28週+X
	選択	県立病院(大島含む)			選択	県立大島病院もしくは研修協力病院より選択

県立大島病院での研修期間１年以上（１年のうち３ヵ月以上かつ２年で１２か月以上）

(1) 必修診療科：各診療科いずれかの医療機関１か所で研修

外科系診療科	大島病院，鹿屋医療センター，薩南病院
小児科	大島病院，鹿屋医療センター，薩南病院
精神科	姶良病院，鹿児島大学病院，奄美病院
産婦人科	大島病院，鹿屋医療センター，薩南病院

地域医療：いずれかの医療機関等から複数選択可（４〜１２週※在宅医療研修必須）

県立病院	鹿屋医療センター，薩南病院，北薩病院
公立病院	南さつま市坊津病院，枕崎市立病院
民間病院	大島郡医師会病院，名瀬徳洲会病院
診療所	みんなの診療所，瀬戸内町へき地診療所

(2) 選択診療科

① 選択診療科(1)：県立病院のうち１か所で研修（１２週）
② 選択診療科(2)：県立病院または協力型病院から複数選択可（２８週以内）

運営主体	名称	備考
国立大学法人	鹿児島大学病院
独立行政法人	鹿児島医療センター
独立行政法人	横浜医療センター（神奈川県）	４週以内
公立病院	鹿児島市立病院	８週以内
公立病院	淡路医療センター（兵庫県）	４週以内
公的病院	水戸協同病院（茨城県）	４週以内
民間病院	南風病院
その他	県内保健所	４週以内

※内科、小児科、外科、地域医療において、一般外来での研修を合計４週以上実施する（並行研修可能）。
　なお、一般外来研修は午前と午後の１日必要。　
※当プログラムにおいては、2年間を通して週1回以内の宿直研修及び月１回以内の日直研修を行う。
※救急分野は救急科所属とし麻酔科（４週を上限）での研修も含むものとする。
※研修プログラムの診療科については、研修期間中本人の要望に応じて各種条件を満たせば、変更も可能。

研修医の処遇

（R7.4現在）

身分	会計年度任用職員（非常勤。原則、勤務日数月20日以内）
給与	1年次	日額15,800円 ※月額換算316,000円（月20日勤務の場合）
給与	2年次	日額16,600円 ※月額換算332,000円（月20日勤務の場合）
諸手当	宿日直手当	19,000円／回
	期末手当勤勉手当	年２回（１年次：年間3月分以内，２年次：年間4.5月分以内） ※賞与額は県立病院で勤務した期間（月数）に応じて変動します。
	超過勤務手当	規定に基づき支給
	通勤手当	規定に基づき支給
加入保険	健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険、病院賠償責任保険
休暇	年次有給休暇（１年次：年10日、２年次：年11日）、夏季休暇（年5日）
健康診断	年１回
宿舎	有り（月額１万円程度）
医師賠償責任保険	個人負担
外部研修に関する費用補助	有り

※県立病院以外での研修期間は研修先病院の規定による処遇となる場合があります。
※県立病院以外で研修する際の宿舎については、個別に調整することとなります。

令和７年度初期臨床研修医　２次募集

応募資格

次の要件を満たしている者

1 第120回医師国家試験を受験予定の者、又は医師免許取得後、臨床研修を受けていない者

2 医師臨床研修マッチング協議会が行うマッチングシステムに参加する者

試験日程・会場

試験日	応募者と相談の上，決定しますので，下記連絡先までご連絡ください
試験会場	鹿児島県庁内会議室（要相談）

応募書類

臨床研修申込書（履歴書）の様式は下記からダウンロードしてください。

令和７年度臨床研修申込書（履歴書）

令和７年度臨床研修申込書（履歴書）【記載例】

応募方法

受付期間	受付開始　令和７年10月24日（金）受付締切　面接日の１週間前まで（土曜日，日曜日及び祝日を除く。）受付時間　午前8時30分から午後5時15分 ※郵送の場合、受付締切日までの消印のあるものに限り受け付けます。
申込先	鹿児島県県立病院局県立病院課〒890-8577　鹿児島市鴨池新町10番１号　県庁（行政庁舎）４階
申込方法	○ 郵送で申込む場合，封筒の表に「採用試験申込」と朱書し，簡易書留郵便または一般書留郵便で送付 ※簡易書留郵便・一般書留郵便は，郵便局窓口で手続をする必要があります。

インターネットで申し込む場合

この申込には，鹿児島県e（いー）申請（鹿児島県電子申請共同運営システム）を利用します。

受付期間	受付開始　令和７年10月24日（金）受付締切　面接日の１週間前まで受付締切日の午後5時15分までに鹿児島県電子申請共同運営システムのサーバーに到達したものまで受け付けます。
注意事項	インターネットで申込みできない場合は，持参または郵送により申込みをしてください。
申込方法等	別紙（PDF）

受付期間

受付開始　令和７年10月24日（金）
受付締切　面接日の１週間前まで

受付締切日の午後5時15分までに鹿児島県電子申請共同運営システムのサーバーに到達したものまで受け付けます。

注意事項

インターネットで申込みできない場合は，持参または郵送により申込みをしてください。

申込方法等

別紙（PDF）