令和3年度病院事業特別会計決算
「経常収支及び資金収支の黒字化」の収支目標を全体で達成
~経常収支(13年連続),資金収支(実質16年連続)ともに黒字~
収支の状況
地方公営企業法を全部適用した平成18 年度以降,職員一丸となって様々な経営改善方策に取り組んできた結果,令和3年度決算の経常収支は13 連続,資金収支は実質16 年連続で黒字となった。
収益的収支
- 経常収支は,約16億73百万円の黒字(対R2 +11億13百万円)
資金収支(キャッシュベースでの収支)
- 資金収支は,約17億87百万円の黒字(対R2 +11億80百万円)
収益・費用の増減及び特徴(対R2)
- 総収益は,210 億55 百万円(対R2:10 億32 百万円増加)。診療収益については,入院収益,外来収益ともに,患者数の増等により大幅に増加(対R2:7 億41 百万円増加)したが,新型コロナウイルス感染症流行前の令和元年度の水準までは回復していない。この他,新型コロナウイルス感染症対応に対する補助等もあり,総収益は大きく増加している。
- 総費用は,193 億85 百万円(対R2:88 百万円減少)。給与費が会計年度任用職員制度の平年度化の影響等により1億99百万円増加し,材料費は患者数の増等により1 億15 百万円の増加となった。一方,令和2年度に実施された医療従事者への慰労金(特別損失)が終了したため,総費用は減少している。
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