令和5年度病院事業特別会計決算(見込)
経常収支は平成20年度以来,15年ぶりの赤字
資金収支は黒字を維持するも,基金の取り崩しを考慮すると,
平成18年度の地方公営企業法全部適用以来,初めての実質赤字
※資金収支には特別利益を含んでおり,実情はより厳しい状況
収支の状況
- 地方公営企業法を全部適用した平成18年度以降,職員一丸となって様々な経営改善方策に取り組んできたものの,令和5年度決算(見込)の経常収支は平成20年度以来15年ぶりの赤字
- 資金収支は黒字を維持するも,基金の取り崩しを考慮すると,平成18年度の法全部適用以来,初めての実質赤字
収益的収支
- 経常収支は,約6億63百万円の赤字 (対R4 ▲26億65百万円)
資金収支(キャッシュベースでの収支)
- 資金収支は,約7億52百万円の黒字 (対 R4 ▲13億82百万円)
[基金を除くと約6億71百万円の実質赤字]
[基金,特別利益を除くと約18億46百万円の実質赤字]
収益・費用の増減及び特徴(対R4)
総収益は212億84百万円(対R4:8億12百万円減)。診療収益については,入院収益,外来収益ともに,患者数の減により減少(対R4:2億92百万円減)した。
新型コロナウイルス感染症に対する補助等の収益が大きく減少(対R4 :18億47百万円減)した一方で,過年度損益の修正に伴う特別利益を計上した(R5.3月診療収益分11億75百万円)。
- 総費用は207億72百万円(対R4:6億80百万円増加)。新薩南病院の開院に伴う増員や委託費の増加等により,給与費が1億98百万円,経費が1億71百万円増加した。また,電子カルテの更新等に伴い減価償却費等が1億83百万円増加した。
詳しくは下記PDFをご覧ください。
令和5年度病院事業特別会計決算(見込).pdf264.04 KB