平成27年度病院事業特別会計決算
県立病院事業中期事業計画の収支目標を全体で達成
~経常収支(7年連続),資金収支(実質10年連続)ともに黒字~
収支の状況
地方公営企業法を全部適用した平成18年度以降,職員一丸となって様々な経営改善方策に取り組んできた結果,中期事業計画の最終年度に当たる平成27年度決算の経常収支は7年連続,資金収支は実質10年連続で黒字となった。
収益的収支
- 経常収支は,約11億11百万円の黒字 (対H26 +1億71百万円)
資金収支(キャッシュベースでの収支)
- 資金収支は,約12億71百万円の黒字 (対H26 +3億25百万円)
収益・費用の増減及び特徴(対H26)
- 総収益は,190億14百万円(対H26:60百万円増加)。診療収益が増加した一方で,特別利益(H26の新会計制度初年度のみの経理処理)が減少した。
- 診療収益の増加については,入院収益は診療単価の増による影響を,患者数の減によるマイナスの影響が上回り,減収。外来収益は,患者数,診療単価いずれも増となり,増収。
- 一方,総費用は,179億3百万円(対H26:6億25百万円減少)。職員給,材料費(薬品費),減価償却費が増加したものの,退職金,経費(修繕費,燃料費),特別損失(H26の新会計制度初年度のみの経理処理)が減少したため,総費用は減少。
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