鹿児島県南薩地域の皆さまが安心して暮らせ、心の支えとなる病院を目指します。

南さつま消防署と合同で大規模災害訓練を実施

1月24日(火)南さつま消防署と合同で大規模災害訓練を実施しました。

 

今回は、去年3月11日に発生した東日本大震災を受けて、「小湊沖を震源とする震度5の直下型地震が発生」したとの想定で、土砂崩れで倒壊した家屋から住民を救出、病院に搬送・処置の手順と連携の確認をしました。

救出訓練では、南さつま消防署のレスキュー隊が倒壊した家屋から負傷者の救出、救急救命士が傷病の緊急度や程度に応じて患者を選別し適切な治療を行う1次トリアージを実施し、病院玄関では搬送された患者を医師による2次トリアージで病院内の診察エリアまで搬送、医師・看護師が処置をしました。

訓練参加者は、薩南病院・南さつま消防署で総勢役80名が参加。寒い中手順を確認しながら真剣に訓練に励んでいました。

 

今後も薩南病院は、南薩地域の災害拠点病院として災害や救急など如何なる対応も出来るよう更なる向上を目指します。

 

合同訓練の様子その1

合同訓練の様子その2

合同訓練の様子その3

※クリックで拡大します。

 

12月の松実会は砂像づくり、テーマは「龍と七福神」です

薩南病院では、松実会の活動のひとつとして、日本砂像連盟と南さつま市にご協力をいただきながら、毎年6月と12月に砂像づくりを行っています。

平成20年6月に、当時のNHK大河ドラマ「篤姫」をつくって以来、今回の「龍と七福神」が8作目になります。

 

砂像づくりですが、まず1日目は長方形の型枠に砂を入れ、その上から水道水を流し入れてつき固めていきます。
厚さ20センチ位ずつ5~6回繰り返して一晩放置し、水分を抜きます。

 

2日目は型枠をはずし、日本砂像連盟の方々がペインティングナイフなどを駆使して丸一日かけて彫り込んでいきます。デッサンや写真をもとに、頭の中のイメージで彫っていくそうですが、触れば簡単に崩れる砂の山を相手に、やはり「すご技」と感心せざるを得ません。

 

3日目がいよいよ松実会です。砂像の下の方4分の1くらいを台形に仕上げてもらっていますので、松竹梅などの簡単な絵を参加者が入れ替わり立ち替わり彫り込んでいきます。「あ~崩れた」「難しい~!」という声があちこちから聞こえますが、一心不乱に、個性豊かに掘り進まれる姿は「やっぱり楽しそう」と思ってしまいます。

 

完成した砂像は、自然由来の素材でできた「のり」のような液を吹きかけると表面から数ミリが固まりますので、次の砂像ができるまで薩南病院の正面玄関に展示することになります。

 

参加者の「希望」「祈り」「感謝」など様々な思いが刻まれた砂像を、ぜひ見学にお越しください。

 

※南さつま市といえば「吹上浜砂の祭典」です。来年は25周年になるそうです。お楽しみに!

 

日本砂像連盟の会長さんと南さつま市役所の方々です。

日本砂像連盟の会長さんと南さつま市役所の方々です。

 

皆さん、砂を相手に緊張気味?

皆さん、砂を相手に緊張気味?

 

三日がかりで完成しました。龍と七福神、そして参加者の松竹梅。

三日がかりで完成しました。龍と七福神、そして参加者の松竹梅。

 

何と裏側にも龍が!!

何と裏側にも龍が!!

 

平成24年の干支「龍」それにしても迫力満点です。

平成24年の干支「龍」それにしても迫力満点です。

 

職員文化展を開催しました(10月8日~10日)

薩南病院では、親和会主催により毎年秋に「職員文化展」を開催しています。
親和会の担当スタッフが忙しい仕事の合間をぬいながら、出展作品の募集から会場設営、展示まで、八面六臂の活躍で開催してくれます。(本当にご苦労様です)
今年も、生け花や押し花アート、パッチワークに書など盛り沢山の作品が集まりました。毎年「えっ、あの人にこんな趣味があるの!」「どげんすれば、こんなのが作れるの?」など新鮮な驚きと発見があります。また、園芸指導をされている患者さんに鉢植えを出展していただき、約300本のハーブ苗(レモングラス、ミントなど)の無料配布もしました。

 

11月の松実会は、職員文化展が見える外来ロビーの一角で、タオル帽子作りやボランティアを交えた語り合いをしました。松実会に参加するためだけに、わざわざ来院いただく方もおられ、一緒に楽しい時間を過ごすことができました。

 

薩南病院は、このような取組を通じて、患者さんはもちろんご来院いただくすべての方々に少しでも喜んでいただけるような環境づくりに努めてまいります。

 

今年も色々な作品が集まりました

今年も色々な作品が集まりました

 

看護部の生け花,押し花アート,患者さんの鉢植えなどです

看護部の生け花、押し花アート、患者さんの鉢植えなどです

 

堂々たる書が職員文化展の入口に展示されました

堂々たる書が職員文化展の入口に展示されました

 

11月6日に市民講座を開催しました

11月6日に市民講座を開催しました

薩南病院「市民講座」は、平成19年度以前は単独で開催していましたが、平成20年度からは地域にあって地域を支え地域に支えられる県立病院として、南さつま市及び市社会福祉協議会との合同で、保健・医療・福祉に関する総合イベント「南さつま市健康と福祉のつどい with 県立薩南病院市民講座」と大きく姿を変え、今年で4回目を迎えました。

 

年々、内容は充実してきており、健康チェックや各種相談、高齢者作品展示販売やボランティア団体によるステージ発表、こども祭りに軽トラ市などなど、とても紹介しきれないぐらいのコーナーや催し物が市民会館を中心に屋内外で展開され、多くの市民でにぎわいました。

 

薩南病院は、午前中はブースを展開し、がんや栄養に関する相談、自己検診法、足指の手入れ方法などの紹介を行いました。また、午後からは鹿児島大学大学院教授 橋口照人 先生に「メタボリック症候群・糖尿病の基礎知識」と題してご講演いただいたほか、当院の大橋人口透析科部長、隈元消化器科部長による講演を行い、数多くの市民にご参加いただきました。

 

 

講演会の様子

講演会には沢山の市民にご参加いただきました。

薩南病院のブースの様子

 

こどもまつりの会場の様子

薩南病院のブースにも市民の方々が途切れることなくおいでいただきました

高齢者作品の展示の様子

こどもまつり会場です。みんなとても楽しそうでした。

ふれあいマーケット

高齢者作品展示の様子です。とても手の込んだ素敵な作品ばかりでした。

ふれあいマーケットの様子

ふれあいマーケットです。人気の品物はあっという間に売り切れでした。

軽トラ市開始前の様子

名物、軽トラ市の開始前の様子です。後は人だかりができていました。

 

フラワーアレンジメントで笑顔いっぱいいただきました

10月13日の松実会は、フラワーアレンジメントでした。
先生は薩南病院の師長さん、生徒は患者さんやご家族、ボランティアの面々です。
素材は、病院のまわりの自然から頂戴したドングリやヤマブドウの枝、色んな花や実を付けた名も知らぬ野草たちが主役です。もちろん、これだけではちょっと地味なので、菊やリンドウ、吾亦紅(ワレモコウ)など秋の花も仲間に入りました。

 

そして、欠かせないのが「ひこばえ」の稲穂です。薩南病院のある南さつま市では、早期米が主流ですので、10月にはあちこちの田んぼで「ひこばえ」が黄金色に染まりながら実っています。モミから芽を出し成長して刈り取られ、再び切り株から芽を出し実る「ひこばえ」に命の強さを感じます。

 

テーブル一杯に準備された秋満載の素材を、参加者それぞれのアレンジで素敵な作品に仕上げていかれます。一本挿して右左から確認、また一本挿しては右左という具合に取り組む方、勢いでどんどん挿していく方、色の配置や仕上がり具合も千差万別。フラワーアレンジメントで性格占いができたら面白いでしょうね。
皆さん、本当に楽しそうにおしゃべりしながら和気あいあい。でも、目は真剣です。足して抜いてまた足してようやく完成、そしてニッコリ。今回も素敵な笑顔があふれた松実会でした。

 

フラワーアレンジメント

参加者それぞれのアレンジで素敵な作品が出来ました

 

フラワーアレンジメント 完成品

立派な作品が出来ました!

 


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