放射線部
業務案内と医療機器
主要医療機器 | |
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一般撮影装置(受像機:FPD) | 2台 |
骨密度測定装置 | 1台 |
デジタルX線透視装置 | 1台 |
回診用X線撮影装置(ポータブル) | 2台 |
1.5T MRI | 1台 |
80列 MDCT | 1台 |
2検出器ガンマカメラ(SPECT) | 1台 |
血管造影装置 | 1台 |
ワークステーション(ZIO) | 3台 |
医用画像管理機器 | |
RIS(放射線情報システム) | 使用者の管理、照射録、統計、MWM(モダリティへの患者情報検査情報の送信)等を行います。 |
PACS(医用画像サーバー) | 医用画像の保管と参照、電子カルテ、読影レポートへの貼付け持出し画像のCD-R作成、他院からの画像取込み等を行います。 |
遠隔読影診断支援システム | 救急医療時のCT、MRIの読影レポートを他院の放射線科読影専門医師が作成し、診断の支援を行います。 |
一般撮影装置
一般撮影装置は、FPDシステムです。
17×17インチサイズFPDは立位・臥位で使用可能です。
また、ポータブル撮影用コンソール(ノート型)も有しています。
患者情報は、RISよりMWM接続で取得、画像はPACSへ転送します。画像持ち出しはCD(DVD)-R又は紙のみです。フィルムでの出力は行っていませんのでご了承くだい。
骨密度測定装置
骨塩定量測定装置はB-Cubeです。検査は前腕を7秒程度スキャンして終了します。
検査は、随時受付けています。結果の出力は基本紙ベースですが、CD-R持ち出しも可能です。
X線透視装置
X線透視装置はAstorex i9です。
主にTBLB・胸腔ドレーン挿入・イレウスチューブ挿入等に使用しています。
ポータブル
回診用X線撮影装置(ポータブル)はインバーター式2台を有しています。
受像器はFPDシステム(サイズは17×17インチ)です。
画像は、撮影コンソールにおいてリアルタイムに参照できます。
1.5T MRI
MRI装置はMagnetom Symphony SYです。検査は、脳(MRA)、脊髄、腹部(EOB・MRCP)骨盤腔(前立腺・子宮・卵巣)、関節、軟部組等の撮像を行っています。予約枠は比較的余裕がありますので早い時期に検査が可能です。検査依頼は地域連携室を介して行ってください。なお、読影レポートは、CT枠内に入ります。
80列 MDCT
CT装置はAquilion Prime SPです。脳血管障害(脳出血、脳梗塞)、呼吸疾患、急性腹症など急性期から慢性期まで全身の画像診断に使用します。また、放射線科読影専門医師が毎週火曜日(35件まで)と金曜日(15件まで)に来院し読影レポートの作成を行っています。この他、特殊撮影として冠動脈などの血管3D撮影も行っています。検査依頼は地域連携室を介して行ってください。
2検出器ガンマカメラ(SPECT)
ガンマカメラ装置は、PHILIPS Bright Viewです。心筋症や心筋梗塞、パーキンソン症候群やレビー小体型認知症、全身の炎症や転移検索等の検査を行っています。検査依頼は地域連携室を介して行ってください。なお、心臓以外の読影レポートは、CT枠内に入ります。
血管造影装置
血管造影装置は、PHILIPS FD20です。主に心臓の血管(冠動脈)造影や心電図・圧波計の測定(心臓カテーテル検査)に使用します。その他、ペースメーカ埋込みやポート挿入等を行っています。急性心筋梗塞の治療(PCI等)の実施は現在調整中です。
ワークステーション
グラフィックデザインに特化したコンピューターです。CTで撮影した2D画像(1mm厚以下画像数百枚)を三次元構築して多方向から立体的に観察することができます。AWは気管支鏡のバーチャルシミュレーションや脳血管の動脈瘤・狭窄・形状等の評価、AZEは冠動脈の狭窄や形状等の評価に使用しています。