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放射線部

放射線に関する豆知識

放射線の種類

私たちは、普段の日常生活でもごくわずかな放射線を浴びています。これは自然放射線と呼ばれるものです。
また、エックス線検査などの医療診断で放射線(人工放射線)を浴びることがあり、検査の種類によりその線量は異なります。このような私たちの日常生活の中で受ける放射線の量を簡単にまとめたのが下の図です。図中の各検査による被ばく線量の値(mSv)に関しましては、おおよその値であり参考レベルとしてお考えください。

放射線量

※図中の数値は実行線量当量または実効線量で記載。
※自然放射線の量については、呼吸によるラドンの効果を含めた場合の値。
(2000年版の原子放射線の影響に関する国連科学委員会報告、放射線医学総合研究所調べ、ICRP Pub 60、103より引用。)

放射線の影響の種類

放射線が何らかの形で私たちに影響を及ぼす場合、その影響には,身体的影響と遺伝的影響があり、身体的影響はさらに早期影響と晩発影響に分けられます。

放射線の影響の種類表

身体的影響は放射線に被ばくした本人に現れ、被ばく後比較的短期間に現れる影響を早期影響といい、長い潜伏期間を経て現れる影響を晩発影響と言います。遺伝的影響は、被ばくした人の子孫に現れます。

確定的影響 放射線の量がある限度を超えると現れる影響で白内障の場合、2Gy(グレイ)以上の被ばくを受けると発生します。この時の最小の線量を「しきい値」と言います。
確率的影響 影響の起こる確率が放射線の量の関数となっていて、「しきい値」が存在しないと仮定されている影響のことです。

(人工)放射線による被ばくにはどんなものがあるのでしょうか?

人工放射線による被ばくには、次の3つがあります。

  • 医療被ばく(患者、検診受診者、介助者)
    放射線による診断や放射線治療で患者自身が被ばくしたり、介助者が被ばくすることを医療被ばくと言います。
  • 職業被ばく(医師、看護師、放射線技師)
  • 公衆被ばく(一般公衆)

ここでは、この中の医療被ばくについて触れたいと思います。
現在、医療被ばくでは放射線治療における過剰照射やカテーテルを使った検査・治療(IVR:放射線介在的治療)のような大量に照射される可能性のある検査以外では、確定的影響の発生は認められていません。

 

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