放射線部
業務案内と医療機器
主要医療機器 | |
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X線撮影装置(受像機:FPD) | 2台 |
骨密度測定装置 | 1台 |
デジタルX線透視装置 | 1台 |
回診用X線撮影装置(ポータブル) | 2台 |
1.5T MRI | 1台 |
80列 MDCT | 1台 |
2検出器ガンマカメラ(SPECT) | 1台 |
血管造影装置 | 1台 |
ワークステーション(ZIO) | 3台 |
医用画像管理機器 | |
RIS(放射線情報システム) | |
PACS(医用画像サーバー) | |
遠隔読影診断支援システム |
一般撮影装置
胸部,腹部,骨などを撮影(レントゲン写真)します。検査は,予約なしでいつでも受けることができます。また,健康診断などでX線画像が必要な場合はCD-Rに記録してお渡しすることができます。なお,フィルムでの出力は行っていませんのでご了承ください。
骨密度測定装置
骨塩定量を測定し,主に骨粗鬆症の診断に使用されます。検査は,前腕を7秒程スキャンして終了です。検査予約は,必要ありませんので各診療科でご相談ください。
X線透視装置
体の中を透視しながら撮影できます。胃や大腸の形態や粘膜の状態などを調べる消化管造影検査の他,胆道系・大腸・気管支などの内視鏡の補助的透視に使用します。なお,バリウムを使った胃検診は行っていません。
ポータブル
病棟や手術室などベッドサイドまで撮影装置を移動して,胸部や腹部などのレントゲン撮影を行います。
1.5T MRI
磁気を使って脳血管や脊髄などの画像を作り診断します。X線は,使っていませんので被ばくの心配はありません。主に脳血管障害(脳梗塞,脳出血),脊髄,腹部(肝臓・胆膵系)骨盤腔(前立腺・子宮・卵巣),関節,軟部組等の撮像を行っています。検査は,原則予約制ですが随時対応しますのでお気軽に各診療科へご相談ください。
80列 MDCT
X線を使って脳血管障害(脳出血,脳梗塞),呼吸疾患,急性腹症など急性期から慢性期まで全身の画像診断に使用します。また,遠隔読影システムを利用して,24時間365日いつでも放射線科の読影専門医師の助言が得られる体制ができています。この他,特殊撮影として冠動脈などの血管3D撮影も行っています。検査は,原則予約制ですが随時対応しますのでお気軽に各診療科へご相談ください。
2検出器ガンマカメラ(SPECT)
放射性医薬品を体内に投与して画像を得る検査(RI検査)です。心筋症や心筋梗塞,パーキンソン症候群やレビー小体型認知症,全身の炎症や転移検索,肺梗塞等の検査に使用します。検査は医薬品の調達上完全予約制です。検査は,各診療科へご相談ください。
血管造影装置
主に心臓の血管(冠動脈)造影や心電図・圧波計の測定(心臓カテーテル検査)に使用します。その他,ペースメーカ埋込みやポート挿入等を行っています。
ワークステーション
グラフィックデザインに特化したコンピューターです。CT・MRIで撮影した2D画像(1mm厚以下画像数百枚)を三次元構築して多方向から立体的に観察することができます。気管支鏡のバーチャルシミュレーションや脳血管の動脈瘤・狭窄・形状等の評価に使用しています。