鹿児島県南薩地域の皆さまが安心して暮らせ、心の支えとなる病院を目指します。

看護部

看護方式

責任と継続性のある看護を実践するために平成18年より固定チームナーシングを導入し,患者さんの在院日数も短くなったので,受け持ち看護を充実させています。
各部署の取り組みについては、毎年9月に中間発表・3月に1年間の活動成果の発表を行います。

看護体制

  • 入院基本料は「7対1」体制を採っており,1日に一人の看護師が受け持つ患者さんは7人程度となります。
  • 病棟は3交代制(日勤・準夜勤・深夜勤)で準夜勤・深夜勤は各病棟それぞれ3 人の看護師が勤務します。
  • 病棟と中央材料室,外来に看護補助者を配置しており、看護に専念する環境になっています。

 

看護師数、認定看護師数

  • 各部署に、看護師長・副看護師長(複数)・看護師・看護補助者を配置しています。
  • 認定看護師(緩和ケア,がん化学療法看護,精神科看護,皮膚・排泄ケア,感染管理,がん性疼痛看護,慢性心不全看護)の7分野です。

認定看護師の紹介

緩和ケア認定看護師
新留 咲子

患者さんが、がんと診断された時から治療時期、がんと共に歩んでいる間も治療を選択し、自分らしく生きるためのお手伝いをしていきます。

緩和ケアチームとして主治医を中心に多職種と協力し、痛みをはじめとしたつらい症状に対する薬物療法及び副作用対策やケアを通して、患者さんやご家族に個別性のある「あたたかい看護」が提供できるよう努めています。

がん性疼痛看護認定看護師
南 美和子

がんの痛みを様々な角度からアセスメント・評価し、痛みに対して使用される薬剤の効果的な使用方法や副作用への対策を行うことで、一人ひとりにあった疼痛治療と丁寧なケアの実践に努めます。

また、身体的な苦痛だけではなくて、精神的・社会的苦痛に対しても緩和が図れるように相談に応じたり、アドバイスをします。これらを通して、がん性疼痛看護認定看護師はスタッフと共に患者さんが自分らしく生活していけるよう患者さんとご家族をサポートします。

精神科認定看護師

上之園 和恵

精神科認定看護師として,専門的な知識技術を用いて病棟を中心に各部署のスタッフと連携・協働を図りサポートします。

皮膚・排泄ケア認定看護師
小濱 智美

主な活動として、専門的な知識・技術を用いて創傷ケア(傷・床ずれ)、人工肛門造設患者のセルフケア指導・排泄ケア相談を行っています。 

入院中から退院後を見据え、病棟スタッフ・医師と密に連携を図り、予防的スキンケア・創傷治癒促進のためのケアを実践・指導しています。

感染管理認定看護師
長崎 奈穂

薩南病院では感染制御チームミーティングによる抗菌薬の適正使用、ラウンドや研修を通して患者さんと職員を医療関連感染から守るために活動しています。

また、感染管理認定看護師は、看護の視点を活かし、患者さんや現場の職員の立場に立って感染対策上の問題点を抽出し、組織横断的に対策を講じることで,医療関連感染の防止活動を行っています。

がん化学療法認定看護師
下迫 美里 

専門的な知識を持って抗がん剤を安全にかつ確実に投与し、患者さん・ご家族の意思決定を支え、セルフケアを支援するために医師・薬剤師などと連携しながら活動しています。

また、抗がん剤治療で生じる副作用や苦痛を最小限に抑え、患者さんが自分らしい生活を送りながら安心して治療を受けることができるように支援することを目指しています。

慢性心不全看護

下之薗 麻美

心不全は入退院を繰り返しながら,進行する疾患です。入退院を繰り返す中でも,できるだけ患者さんの生活に合わせた指導を行い,その人らしく過ごせるように,他職種と連携しながらサポートしていきたいと考えています。

 

 認定看護師に対する業務手当

特別勤務手当てとして「専門職業務手当」を支給する

委員会組織図

看護委員会:看護に関する重要事項について基本方針を定め、併せて各部署間の連絡調整を行う。下部組織として以下の委員会を持つ。

  1. 看護教育委員会:専門職としての資質を高めるとともに、看護技術の向上及び充実を図るために計画的に現任教育を行う。
  2. 臨床指導者委員会:看護学生の隣地実習において、安心して、安全に実習が展開できるように指導法・環境調整などを検討する。
  3. 看護記録検討委員会:看護記録の記載が適切であるか評価し質の向上を図る。
  4. 副看護師長会:副師長としての資質を高めるとともに、専門職としての接遇の向上及び啓発活動、入院患者の生活環境を整える。
  5. リスクマネジメント看護部会:医療事故の予防と再発防止、医療事故防止に関する啓発・広報・研修・教育。
 

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