鹿児島県大隅地域の皆さまが安心して暮らせ、心の支えとなる病院を目指します。

中央放射線部

機器のご紹介

一般撮影装置

一般撮影装置 一般撮影装置 映像 2台設置。
X線検査において使用頻度の高い装置で、簡便かつ迅速に画像情報が提供できるため、最初の診断に用いられます。
胸部・腹部・頭部等その他全身骨の撮影に使用されます。

乳房撮影装置

マンモ g-p04.jpg 1台設置。
2021年3月に新機種を導入しマンモグラフィの新技術であるトモシンセシスが可能になりました。
トモシンセシスとは1回の撮影で連続的にX線を照射し奥行き方向(3次元的)に細かくスライスした断層像が複数枚得られる撮影法です。低被ばくで高画質な画像が提供できるようになり、今まで発見しにくかった乳腺に埋もれた病変の発見にも役立ちます。
個人差はありますが圧迫による痛みも軽減されております。
*当院は、2022年5月にマンモグラフィ健診施設・画像認定を取得しました。 
  認定証

X線TV装置

X線TV室 写真 X線TV装置 映像

2台設置。
身体にX線を連続的にあてて、消化管をはじめ身体の全ての部位を対象に検査、治療をすることが可能です。
2022年3月に新機種を1台導入し、低被ばくでより安全に高画質な画像を提供することが可能になりました。

 

全身用CT装置

CT装置 写真 3D

1台設置。
当院は高性能の80列マルチスライスCT装置を導入しています。
全身の撮影が短時間で検査可能で,撮影した画像から任意の角度での断面像や3次元画像の作成が可能です。
また,人工知能(AI)を用いた画像処理技術を搭載し,高画質かつ低被ばくを実現しました。
従来装置より開口径が広く圧迫感が少なくなりました。造影剤を使用することで,高精度に検査可能です。

血管撮影装置

血管撮影装置 血管撮影装置 映像 1台設置。
心臓冠動脈や末梢の血管撮影に使用されます。
急性心筋梗塞等の疾患をカテーテルや血栓溶解剤を用いて血管内治療なども行っています。

IVRアンギオシステム

IVR-CT装置 IVR-CT装置 映像 1台設置。
血管撮影装置でCT用画像も撮影できます。頭部・胸部等の血管を撮影し診断・治療を行っています。

MRI装置

MRI MRI装置 映像

1台設置。
令和6年4月1日に導入された超伝導電磁石1.5Tを用いた装置です。
X線を使用しておらず、放射線による被曝がありません。
頭頚部,胸部,腹部,骨盤部や上下肢,血管(MRA)等を含めた総合診断のために用いられます。

全身のがんリスクを調べるDWIBSも撮影可能です。

RI装置

RI装置 RI装置 映像 1台設置。
放射性医薬品を体内に投与し、悪性腫瘍などの鑑別診断、心臓・脳・その他各種臓器の機能診断に使用されています。

放射線治療装置

1 1台設置 装置名:エレクタ社製Synergy
特徴は腫瘍位置,潰瘍の形態に合わせて,3種類のX線エネルギー(4・6・10MV)を使い分けて,最適な治療を提供できます。
また,当院では画像誘導放射線治療(IGRT)を実施しています。
IGRTとは,治療直前に治療部位のCT画像やX線画像を撮影し,位置のずれ量を算出し㎜単位で位置の修正をおこなう高精度放射線治療技術です。位置照合装置として当院では,6軸補正機能付きの寝台を採用し,高精度治療を実施しています。
参照写真は左肺腫瘍に対し治療直前にIGRTを行い,治療計画時のCT画像と比較して位置のずれ量を算出しているところです。
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令和5年5月に、体表面画像誘導放射線治療システム(装置名:エレクタ社製 カタリスト+)を導入しました。
「体表面画像誘導放射線治療」とは、プロジェクタとカメラを搭載したシステムを用いて、患者様の体表面画像を取得し、
①患者様の位置合わせ、②治療中の体の動きの管理、③呼吸による体表面の動きを数値化し管理するなど
非接触、被ばく無しで、高精度で安全に放射線治療を行う技術です。
さらにこのシステムを応用し、ひだり乳房術後照射における深吸気息止め照射(DIBH)を行います。

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移動用X線撮影装置

移動用X線撮影装置 2台設置。
手術中の撮影や手術直後の手術室内での撮影、また、撮影室までの移動が非常に困難な場合の病室内での撮影に使用されています。

画像処理装置(ワークステーション)

画像処理装置(ワークステーション) 画像処理装置(ワークステーション)2 3台設置。
CT・MRI・血管撮影装置とそれぞれ連携しており、各装置の撮影データをもとに3D画像の構築や解析処理に使用されています。

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