鹿児島県奄美地域の皆さまが安心して暮らせ、心の支えとなる病院を目指します。

院長挨拶

石神 院長

 
鹿児島県立大島病院のホームページへようこそ!

 平成30年4月から院長を拝命いたしました石神純也です。
 鹿児島県立大島病院は鹿児島市の南方約380㎞に位置する奄美大島にある350床、17の診療科と18の専門外来を有する鹿児島県立の病院で、24時間365日、救急医療と専門医療を提供しております。
 平成26年6月に救命救急センターおよび高度急性期病床が開設、鹿児島県2番目のドクターヘリ基地病院として運用が開始され、年間約460件の出動があります。ドクターヘリ導入により離島へき地での急患対応が迅速化し、循環器疾患や脳血管障害を中心とした疾患への早期介入が可能となり、その治癒率や救命率が飛躍的に高まりました。さらに心血管外科疾患や一部の小児・産婦人科疾患など鹿児島大学病院などのより高次機能病院の施設間搬送にもドクターヘリが有効活用されています。このように奄美離島地域(喜界島、徳之島、加計呂麻島、沖永良部、与論、吐噶喇列島)の救急医療環境が大きく前進しました。
 当院のミッションは、地域になくてはならない病院として安全安心な質の高い医療の提供です。前述の救命救急医療のみならず、高度先進医療や周産期医療で存在感を離島から全国に向けて発信できる病院となることを目指しております。当院は地域がん診療連携拠点病院として癌に対する低侵襲手術(内視鏡治療や腹腔鏡下手術)や化学療法(外来化学療法室併設)、放射線治療、動脈塞栓治療などの集学的治療や地域周産期母子医療センターとして年間350件の分娩、小児科やNICUとの密な連携のもとハイリスク妊娠分娩の管理が離島のハンデなく施行されております。
 当院の使命の一つに医療者の育成があります。当院は鹿児島県立病院プログラムの基幹病院として研修医教育に力を注いでいます。今年度は10名の研修医が初期臨床研修を開始されました。ドクターヘリ出動事例を含め、年間の救急外来受け入れ件数は12000件に及び急性疾患やコモンディジーズの宝庫です。初期研修の2年間は医師の成長に大切な時期です。多領域にわたるたくさんの疾患・症例を適切な指導医のもと研修を受けていただいて、良き医療人として成長を期待しています。
 2次医療圏としての奄美は人口減少に伴い慢性期疾患は漸減するものの、急性期疾患は,今後20年は増加していくことが見込まれています。一方で高度急性期・急性期の治療が集約化される傾向にあり、提供される医療サービスは離島という特殊環境にあり、他地域のように病院を選択できません。常にベストな医療を提供できるように人材の育成、最新医療機器の整備を進めてまいります。さらに病院機能の分化が明確に進んでいます。隣接の病院、医療施設との地域医療連携を強化して、地域全体で患者さんをサポートする体制を構築していきたいと考えております。
 地域の皆さまに信頼され、愛される病院を目指してさらに力強く県立大島病院は進歩してまいります。

       平成 30 年 4 月

        院長  石神 純也

 

 

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