鹿児島県奄美地域の皆さまが安心して暮らせ、心の支えとなる病院を目指します。

院長挨拶

図1

 鹿児島県立大島病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 新型コロナウィルス感染症との戦いも3年目を迎えました。2022年初頭からオミクロン株の猛威にさらされ,一時的に診療縮小を余儀なくされましたが,4月1日現在,通常通りの診療体制となっています。一方でBA2の置き換わりによる感染者数の再増加があり,院内感染のリスクが高まっています。当院は離島という特殊な医療環境の中,急性期医療の最後の砦との自負のもと質の高い医療を提供しつづけなければなりません。同時に大島地域の唯一の第二種感染症指定医療機関として新型コロナ感染症の治療も携わり,急性期医療との両立が求められています。院内感染化は絶対に起こさないという信念のもと感染対策に取り組んでいます。入院外来患者さんやご家族の体温測定や抗原検査,面会の制限など,感染対策に引き続きご協力をお願いいたします。
 さて,当院で鹿児島県立病院プログラムの基幹病院として9名の初期臨床研修医が研修を開始します。2年次9名の初期臨床研修医,鹿大地域枠・自治医科大学のへき地へ派遣前の実務研修のための後期研修医9名の合計27名が当院で修練を開始しました。初期臨床研修医は多くの急性疾患を最前線で学ぶことになり,2年時にはドクターヘリのOJTもあります。研修終了後には様々な疾患に対応できる医師として成長することを期待しています。オールラウンドに疾患を診ることのできる総合診療専門医を目指す医師がいる一方で,専門性をもって医療にかかわりたいと鹿児島大学の各医局に所属して専門医を目指す医師もみられており,将来の選択枝の幅が広がっています。いずれにしても地域医療の担い手としての活躍を期待しております。設立から9年を迎えた救命センターは救命救急医7名体制になり,ますます充実してきました。奄美ドクターヘリは与論島から十島村までの南北約400㎞で運用され,点在する離島を多く抱える奄美医療圏にあって救急医療の力強いツールです。救急科の充実に加えて各診療科の医療提供体制が整えられていることが高い救命効果と後遺症を残すことなく社会復帰できる質の高い医療の提供にむすびついています。これには鹿児島大学各診療科の先生方のサポート体制の充実によることが大きく,鹿児島大学各医局の先生方にはこの場を借りて深謝いたします。地域で愛される病院を目指して住民の皆様に安全で安心,良質な医療を提供できるよう職員一同頑張ってまいります。令和4年度も鹿児島県立大島病院をよろしくお願いいたします。

令和 4 年 4 月 1 日

 

        院長  石神 純也

 

 

 

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