当医療センターでは,去る2月3日(月)に院内全セクションの職員約70名が参加し,大規模地震発生時における被災患者への対応を想定した訓練を中央消防署の御協力をいただき実施しました。
今回の訓練は,平日の日中に震度5強の地震が発生,多数の被災患者が当院に搬入されたとの想定の下,院内の情報連絡体制の確保や,トリアージ,検査,治療など一連の対応がマニュアルに沿って手順通りに行われたか,また,状況に応じて臨機応変に対応できたかを検証する目的で行いました。
今回初めて訓練に参加する職員もおりましたが,本番さながらに,緊迫感が漂う中,参加職員全員が真剣な表情でキビキビと対応していました。
災害はいつ・どのような形で起こるか分かりません。当医療センターとしては地域の災害拠点病院としての役割を果たせるよう今後とも職員の意識の向上に努めてまいりますほか,災害を想定した訓練の定期的な実施や,院内資機材の整備・情報連絡体制の向上など,ハード・ソフト面の機能をさらに充実し,万が一の災害時に的確に対応できるよう全職員が一体となって努めてまいります。