当医療センターでは,去る2月15日(月)に院内全セクションの職員約70名が参加し,大隅肝属地区消防組合や高山准看護学校のご協力をいただき,大規模な地震発生を想定した訓練を実施しました。
今回の訓練は,平日の日中に震度5強の地震が発生,地震発生直後の各セクションにおける施設の被害状況確認などの初動対応,災害対策本部における院内外の情報収集と情報連絡体制の確保,被災者受け入れに伴うトリアージ・検査・処置など一連の対応がマニュアルに沿って行われたか,また,状況に応じて臨機応変に対応できたか検証する目的で実施しました。
今回初めて訓練に参加する職員もいましたが,緊迫感が漂う中,参加した職員が真剣な表情で対応していました。
災害の発生は予測できませんが,今後とも地域の災害拠点病院として職員の意識の向上や訓練の定期的な実施,院内資機材の整備など万一の災害発生時に的確に対応できるよう全職員一体となってハード・ソフト両面の機能の充実に努めてまいります。