鹿児島県奄美地域の皆さまが安心して暮らせ、心の支えとなる病院を目指します。

更新日 2021.01.08

外科

 

診療科のご紹介

外来診療は、予約制となっているため、電話で外来受診日時の予約をお願いします。

(0997-52-3611 内線 3400)

初診・再診 月~金(手術のため水のみ一般外来は休診)
乳癌検診 火・金 14時~17時まで

診療体制

 消化器疾患(消化管・肝胆膵)、内分泌疾患(乳腺・甲状腺)、血管系疾患(腹部大動脈瘤・ASO・下肢静脈瘤等)、呼吸器疾患(肺癌・気胸等)と心臓外科以外のほとんどすべての外科的疾患の治療を行っています。緊急を要する急性腹症や腹部外傷などの患者さんに対しても24時間対応できる体制を整えています。

治療方針

 癌(消化器系癌・乳癌・肺癌等)に対する治療は、癌治療の“ガイドライン”に則って行っています.比較的難易度の高い手術は、鹿児島大学腫瘍制御学講座の医師の協力体制で施行しています。

検討会について

 診療は、毎朝8時の“入院患者のカンファレンス”から始まります.入院患者の治療方針について話し合い,決定していきます。木曜日には消化器内科,放射線科の医師を交えた症例検討会をおこない,患者さんにベストな治療方針を行えるように努めております。

血管外科外来について

毎月 1回  金曜日 (完全予約制)

 動脈瘤,下肢静脈瘤や動脈閉そく症を専門医に診察いただいています。
閉塞性動脈硬化症に対するステント治療を循環器内科の先生に依頼して行っています。

呼吸器外科外来について

毎月 第 1,2 金曜日 (完全予約制)

 手術の適応となる肺がんの治療方針を呼吸器外科専門医の援助をいただきながら診察いたします。

乳腺外科外来について

毎月 2回 (完全予約制)

 鹿児島大学病院と連携して乳腺専門医が癌の診断と治療を専門的に行っています。

ストーマケア外来

毎週 火曜日 14:00から(完全予約制)

 ストーマを持っている方が快適な生活を送ることができるようにサポートする外来です。
 医師、皮膚・排泄ケア認定看護師をはじめ外来病棟のスタッフと連携して質の高い看護を提供しています。

乳癌検診

毎週  火 ・ 金  14:00から(完全予約制)

 視触診、マンモグラフィー、超音波検査を行っています。

学会認定施設

(1)日本外科学会認定医制度修練施設
(2)日本消化器外科学会専門医修練施設
(3)地域がん診療連携拠点病院
(4)日本がん治療認定医機構認定研修施設
(5)日本消化器病学会認定施設
(6)日本乳癌学会関連施設

スタッフのご紹介

石神 純也

氏名 石神 純也 (いしがみ すみや)
役職 院長
所属学会

日本外科学会
日本消化器外科学会
日本臨床外科学会
日本内視鏡外科学会
日本胃癌学会
日本消化器病学会
日本腹部救急外科学会
日本乳癌学会

認定医・専門医 がん治療認定医
日本外科学会専門医
日本消化器外科専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器外科学会指導医
日本消化器病指導医 
日本腹部救急外科学会認定医
評議員・その他 日本消化器外科評議員
日本臨床外科学会評議員
日本消化器病学会九州支部例会評議員
九州外科学会評議員
氏名  (役職) 所属学会 認定医・専門医
松尾 洋一郎
(部 長)
日本外科学会
日本消化器外科学会
日本外科学会専門医
平野 拓郎
(消化器外科部長)
日本外科学会
日本消化器外科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本臨床外科学会
日本内視鏡外科学会
日本肝胆膵外科学会
日本膵臓学会
日本乳癌学会
外科専門医
マンモグラフィー読影認定医
吉満 工平
(医 長)
日本外科学会
日本消化器外科学会
日本内視鏡外科学会
日本臨床外科学会


濵平 昂一
(医 長)
日本外科学会
日本内視鏡外科学会
日本臨床外科学会
 
難波 俊文
(医 師)
日本外科学会
日本臨床外科学会
日本乳癌学会
日本乳癌検診学会
日本呼吸器外科学会
 

外来担当表

        月        火       水       木        金
担当医 午前 午後 午前 午後 午前 午後 午前 午後 午前 午後
石神 純也              
松尾 洋一郎              
平野 拓郎              
吉満 工平              
濵平 昂一                
難波 俊文              

  月・木曜日の午後と水曜日は手術になります。

 

外科の実績

 大島病院外科では、6名の外科医で消化器癌(食道、胃や大腸、肝臓、膵臓、胆のうなど)や急性腹症(腸閉塞,腹部外傷,胆嚢炎,鼡径ヘルニア、気胸など)、乳腺・甲状腺疾患の手術や外科治療,放射線・化学療法,緩和ケアを行なっています。

以下当科で行なっている手術の特徴を疾患別に説明いたします。

 大腸、胃の病気の手術に対して腹腔鏡手術を積極的に取り入れています。
 腹腔鏡手術は、「出血量が少ない」 「傷が小さく、痛みが少ない」 「術後の回復が早い」 といった長所があり、輸血の危険性が減り、早期退院が可能となります。
 多くの消化器疾患が腹腔鏡手術の対象となります。また、一部の肺疾患に対して胸腔鏡を用いた低侵襲手術も行っています。
 夜間や不意の緊急手術にも麻酔科の先生の協力のもと腹腔鏡手術に対応できる体制をとっています。

  

主な疾患の治療内容について説明いたします。

<胃癌・大腸癌手術>

 腹腔鏡手術を積極的に取り入れています。腹腔鏡手術は,出血量が少ない,傷が小さく痛みが少ない,術後の回復が早い,といった長所があり,輸血の危険性が減り,早期退院が可能となります。
 病期の進行度により,標準治療があり,治療ガイドラインに則った標準治療を行っています。大きな腫瘍や遠隔転移がみられる場合は抗がん剤や放射線で腫瘍を小さくして手術を行う場合があります。近年,胃癌が大きく減り,結腸癌や直腸癌が増加しています。

早 期 癌:

 消化器内科の先生に内視鏡を使って病変を切除していただきます。再発の危険性はほとんどなく、治療終了となる場合が多いです。

早期-中期癌:

 小さな傷で胃や腸を切除する腹腔鏡手術をおこないます。胃全摘になると体重減少が著しくなり、なるだけ胃を残す手術を行います。手術後の病理検査の結果で抗がん剤を予防的に飲んでいただくことがあります。

進 行 癌:

 お薬や放射線で病気を小さくし、そののちに手術で完全切除することを目指します。最近の薬物治療は進歩しており、お薬で癌がほとんど消失する場合もあります。

<肝胆膵がん 胆嚢炎・胆石症手術>

 肝胆膵がんの外科治療も行っています。高難度の手術については鹿児島大学の医師と連携を取って治療方針を決めています。
 急な腹痛や発熱で発症する急性胆嚢炎に対して、早めの手術を行うことと治療経過が良いことがわかってきました。腹腔鏡下胆のう摘出術が標準治療で,年間50-60例行っています。手術後 5-7 日で退院できます。胆管炎や総胆管結石は消化器内科の先生に内視鏡的に治療を行っていただいています。

<虫垂炎手術>

 腹腔鏡下虫垂切除を行います。手術後 3-5 日で退院できます。
 ひどい虫垂炎に対してまず抗生剤で炎症を落ち着けてから手術を行う場合があります。慢性的に痛みが続く虫垂炎や,虫垂炎かどうか迷う病気の場合でも腹腔鏡でおなか全体を診察し,確実に診断・治療することができます。

<ソケイヘルニア(脱腸)手術>

 筋肉の弱い腹壁の部分に医療用のメッシュをあてて、補強する手術です。
 従来は股の付け根を切開して治療を行っていましたが、腹腔鏡を利用して小さな傷で治療できるようになりました。年間50例程度行っています。
 手術時間は 2 時間くらい、3-5 日で退院できます。

<乳癌・甲状腺癌の手術>

 治療ガイドラインに従って標準治療を行っています。月1回の鹿児島大学乳腺外科の先生の協力をいただきながら治療方針を決定しています。年間約20例の手術を行っています。
 乳房を残す乳房温存手術や腋のリンパ節を温存するセンチネルリンパ節生検を行っています。また、再発予防のための抗がん剤治療や放射線療法を追加して行う場合があります。

<下肢静脈瘤>

 小代正隆前院長が隔週金曜日に血管外来を担当しています。
 外科治療適応のある下肢静脈瘤の手術を行っています。

<手術不能・再発癌の治療>

 癌疾患の手術後の治療・検査を定期的に行なっています。癌の再発にたいしては治療ガイドラインに準じて適切な抗癌剤や放射線治療を行います。7床の外来化学療法室も整備され、在宅、通院での抗がん剤治療も可能です。
 全国規模の医師指導型臨床治験に積極的に参加し、常に最新の治療を提供できる体制を整えております。
 局所再発にたいする放射線治療や、直腸癌の肛門温存を目指した術前放射線療法、すい臓がんや食道癌に対する術前の放射線化学療法、肝細胞癌に対する動注療法など集学的治療を当院の放射線科や消化器内科の先生と一緒に治療を行っています。 2年後には新しい放射線治療機器が導入され、より効果的で副作用の少ない治療が可能になる予定です。

<急性腹症や気胸に対する手術>

  腸閉塞や腸壊死,腹部外傷,腸管の穿孔,気胸など直ちに外科治療を要する疾患を迅速に対応しています。ドクターヘリが導入され,各離島からも多くの患者さんを受け入れています。

<小児外科疾患>

 月に1回,鹿児島大学小児外科教室から応援をいただき,鼡径ヘルニアや停留精巣などの小児外科手術を行っています。小児外科特有の疾患については鹿児島大学病院と連携を取って対応いたします。

下表に2021年度の手術件数のまとめを示します。NCD登録件数は416件でした。 

           疾患    治療       症例数      腹腔鏡手術  
 胃 癌 潰瘍穿孔 ヘルニア   12
 胆石 胆嚢炎 胆摘 50 48
 肝 癌 肝嚢胞 切除
 胆管癌 胆管切除 --
 虫垂炎 切除 32 31
 小腸・レイウス 切除 吻合 32
 結腸癌 直腸癌 切除 吻合 70 40
 鼡径 瘢痕ヘルニア 鼡径 56 39
 血管 静脈瘤 1 --
  心膜切開 3 --
 乳癌 郭清 21 --
 甲状腺 副甲状腺 切除 --
 気管切開   10 --
 cvポート   48 --
 気胸など  
 痔核 痔瘻   20 --
 停留精巣など   --
 リンパ節生検 その他   39  
 合   計   416 179
 

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