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 更新日 2021.07.01

消化器内科

 

消化器内科とは

 消化器内科は、消化管疾患(食道、胃、小腸、大腸)、胆膵疾患(胆嚢、胆管、膵臓)、さらに肝臓疾患まで幅広い領域の病気を扱います。

 消化管疾患では、検診目的の内視鏡や胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの一般的な消化器疾患の検査はもちろんのこと、早期の食道・胃・大腸癌の診断・治療を得意としています。早期癌の領域では、特殊光(Narrow band imaging;NBI)システムを導入し、拡大内視鏡を併用してより正確な術前診断が可能となりました。このような正確な術前診断を基に、早期消化管癌に対する内視鏡的治療を積極的に行っています。また、最近では、内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic Submucosal Dissection; ESD)という手法で、今までは内視鏡的に切除が困難であった広範囲の早期消化管癌に対しても一括切除が可能となり、外科治療に匹敵する成績が得られています。 
 大腸ポリープ切除も行っており、ポリープの大きさ・部位によっては日帰り手術も行っています。もちろん、外科的加療が必要な患者さんは、当院外科との綿密なカンファレンスを行い、治療方針を決定します。また、進行癌に対する化学療法も行っており、術後の消化管狭窄に対するバルーン拡張術や進行癌による消化管狭窄に対するステント留置術なども行っています。
 消化管出血の患者さんも多く、吐血・下血に対する緊急内視鏡検査および内視鏡的止血術も24時間体制で行っております。食道・胃静脈瘤に対する硬化療法や結紮術も積極的に行っています。
 一方でクローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の診断、治療にも力を入れています。近年臨床的有用性が確立された分子生物学的製剤である抗TNF-α抗体療法や新しい免疫調節療法、さらに白血球除去療法(LCAP・GCAP)などを行い、良好な治療成績を得ています。また、既存の治療で効果のない難治性の患者さんに関しては、鹿児島大学病院消化器内科と連携し、加療を行っています。

 胆膵疾患においては、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)や超音波内視鏡(EUS)による胆膵癌や膵のう胞性疾患の診断を行っています。総胆管結石、胆石性膵炎などによる救急患者さんも多く、ERCPを応用した内視鏡的乳頭切開術(EST)、内視鏡的乳頭バルーン拡張術(EPBD)、胆管・膵管ステント留置術、内視鏡的総胆管結石・膵石除去術などの治療手技を積極的に行っています。

 肝疾患では、脂肪肝やB型およびC型慢性肝炎の患者さんの日常診療から、肝硬変・肝癌の治療を行っております。B型肝炎に対する核酸アナログ製剤による抗ウイルス療法や、C型肝炎に対する抗ウィルス療法も積極的に行っており、お困りの患者さんがいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。また、鹿児島大学病院消化器内科の専門医による肝臓専門外来を月に2回行っており、さらに専門的な治療が必要な際は、連携して治療を行っております。

主な診療業務

  1. 早期消化管癌に対する診断と内視鏡的治療(ESD)
  2. 大腸ポリープに対する内視鏡的切除
  3. 消化管出血に対する緊急止血術(食道静脈瘤も含む)
  4. 消化管狭窄に対する拡張術やステント留置術
  5. 消化器癌に対する化学療法
  6. 炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎)に対する診断・治療
  7. 頭頚部悪性腫瘍や脳神経疾患等による経口摂取不良患者に対する内視鏡的胃瘻造設術
  8. 胆膵疾患に対するEUSやERCPによる診断、ならびにドレナージ・排石・ステント留置などを目的としたERCPを用いた治療
  9. ウイルス性肝炎に対する抗ウイルス療法
  10. 肝癌に対する診断と治療

 各種検査は、原則的に予約制にて行っておりますが、急患の患者さんはその限りではありません。消化器内科で診療する疾患は、早期発見・早期治療が最も大切です。当科では、最新の機器で、苦痛のない検査を目指しております。ぜひ、お気軽にご相談ください。

スタッフのご紹介

氏名 恒吉 研吾
役職 消化器内科部長
所属学会 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本膵臓学会
認定医・専門医 日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医
氏名 樺山 雅之
役職 医長
所属学会 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本内科学会
日本消化管学会
日本胃癌学会
認定医・専門医 日本消化器病学会専門医
日本内科学会認定医
氏名 小吉 尚裕
役職 医長
所属学会 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本消化管学会
日本肝臓学会
認定医・専門医 日本内科学会認定内科医
 

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