9月8日の松実会では,皆さんと楽しく語らいながら「タオル帽子」を作りました。
「タオル帽子」は化学療法による脱毛に悩む患者様のために生まれ,松実会のボランティアをしてくださっている方からご紹介いただき,作り方などを教えていただきました。
現在,松実会では,多くの方々に作り方を習得していただき,やがては「タオル帽子」を必要とするなるべく多くの人の手元に届くようにとの「思い」を込めながら普及啓発に努めているところです。
今回,ご参加いただいた患者様の中には,高齢でもう何年も針を使ったことがないとおっしゃる方も居られましたが,昔取った杵柄とはけだし名言,2時間もたたないうちに見栄えも実用性も充分な作品を仕上げられていました。
一枚のごく普通のタオルが,あっと驚く帽子に変身します。もともと吸水性があり肌に優しい素材のタオルで作りますので,何だか心まで優しく包んでくれる様な帽子に仕上がります。
タオルですので,洗濯を重ねるたびに柔らかく馴染んでくると思います。作り方は,基本をおさえれば,いたって簡単,初めての方でも2時間程度,慣れると1時間強で作れるようになります。
次の「タオル帽子」づくりは来年1月12日(木)10時~12時を予定していますので,興味のある方はお気軽にお越しください。
「タオル帽子」作成風景
一枚のごく普通のタオルが,あっと驚く帽子に変身します
皆さんと一緒に楽しく語らいながら作りました