4月の人事異動が行われました。
- 退職・転出者
消化器科部長:今給黎和幸(退職)
消化器科部長:谷口保(退職)
副総看護師長:丸目まり子 (北薩病院へ) - 転入者
消化器科部長:隈元亮(鹿児島大学病院から)
消化器科医務技師:前田英仁(鹿児島市立病院から)
内科医長:橋口正隆(瀬戸内へき地診療所から)
副総看護師長兼副地域医療連携室長:郡山恵美(姶良病院から) - 昇任など( )内は旧職
副総看護師長:正岡ゆかり(副総看護師長兼副地域医療連携室長)
4月の人事異動4月の人事異動が行われました。
23年度松実会スケジュール今年の松実会のスケジュールが決まりました。松実会は毎月第2木曜日の10時〜12時に、院内にて行っております。
○どなたでも気兼ねなくどうぞお越し下さい○お待ちしております 連絡先 0993-53-5300 総看護師長室 ジェネリック医薬品最近「ジェネリック医薬品」という言葉をよく聞かれると思います。今回は「ジェネリック医薬品」について簡単にご紹介したいと思います。 ジェネリック医薬品は、先発医薬品(いわゆる「新薬」)と有効成分や用法用量が同じ医薬品です。先発医薬品は有効性・安全性を保証する膨大な資料を添えて審査機関に申請され承認された医薬品で、一般的には10~15年位の年月と150~200億円にも上る費用が掛かるとされています。そのため、市販後相当年数(概ね10年)は特許で保護され、ジェネリック医薬品の申請は認められません。一方、ジェネリック医薬品においては、成分の有効性・安全性は先発医薬品で確認されているとみなされますので、審査機関に申請する際に必要な資料は限られます。そのため、掛かる年月と費用も3~5年・3000万~1億円程度とされています。そのため、ジェネリック医薬品の薬価は先発医薬品と比較して低く設定されています。 「同じ成分で、薬価が安ければジェネリック医薬品の方がいいに決まっている」と感じられた方もいらっしゃると思います。しかし、先発医薬品と成分は同じであっても、防腐剤等の添加物や製造方法が異なっている場合があり、一概に比較することは難しいのが現状です。包括医療制度(DPC)参加医療機関の増加など医療費適正化に向けた動きが加速する中、ジェネリック医薬品の活用が一層求められています。そのような状況において、ジェネリック医薬品の選定に関する客観的かつ合理的な判断基準を示し、患者様に安心・安全でかつ適正な費用の薬物療法を提供することが、今日の薬剤師に課せられた大きな使命の一つであると考えます。 Q&AQ:ジェネリック医薬品は日本や他の国でどのくらい普及していますか。A:2009年現在、アメリカ71.6%、カナダ66.2%、イギリス65.2%、ドイツ62.9%、日本17.6%です。 Q:他の国でジェネリック医薬品が日本より普及している理由は何でしょうか。A:様々な理由が考えられますが、薬剤師と患者が相談した上で医師が処方した医薬品を同一成分のほかの薬にかえることのできる「代替調剤」や、医師が処方せんを発行する際、商品名ではなく、一般名で薬を処方する「一般名処方」などの制度が実施されているためではないでしょうか。 Q:今服用している薬をジェネリック医薬品に変えたいのですがどうしたらいいですか。
A:院外でお薬を受け取られる患者様については、お気軽に主治医または調剤薬局の薬剤師にご相談ください。効果や流通に問題の無いジェネリック医薬品を選定し、ご提案させていただきます。 |
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